1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | TOTAL | |
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ユニオンズA | 0 | 1 | 2 | 0 | 0 | 0 | 3 |
サンライターズ | 3 | 0 | 0 | 5 | 0 | X | 8 |
試合詳報です。
初回のオモテ、相手の攻撃からでしたが、初回から選手達の気合いの入り方が凄かったように思います。特に外野の6年生三人の大きな声かけ、喉をからさんばかりの声量で投手をもり立てます。先発は前回立ち上がりに不安を残していましたが、この日は三者凡退で切って素晴らしい立ち上がりで、まずはチームに流れを持ってきます。
そのウラ、相手のエラーもあり一死二塁の場面から、三番四番の連続長打が絡んで3点を先制します。主軸に当たりが出てきており、チームの雰囲気も良くなっていきます。
続く二回表、先頭に死球を出してしまうと連打で一点を返されなお無死一三塁のピンチ。ここで監督が早めのタイムをとり選手達を落ち着かせます。再開後の初球、当然一塁ランナーがスタートしてきますが、ここで捕手から投手への素早い返球、そしてそのまま三塁への牽制に三塁ランナーが戻れずアウト!これで相手の勢いを止めたのか、その後は内野ゴロ二つでピンチを脱しました。
そのウラの攻撃、先頭がヒットで出塁するものの牽制アウトとなり結果三者凡退。点を取られた直後でもあり、勿体ないプレーが出てしまいました。
三回の表、先頭を切ったものの連続四球で一死一二塁、相手三番を迎えたところで早めの投手交代となります。三番を内野ゴロに打ち取るものの、四番に三塁線を抜かれる3ベースを打たれてしまい、同点に。しかしその後抑え、逆転は許しません。
ウラの攻撃、同点に追いつかれた直後の攻撃でこちらも上位打線でしたが、あえなく三者凡退に倒れる苦しい展開。次の一点が非常に重くなるであろうことはみんなが感じていたことでしょう。
四回表、そのいやな流れを二番手が相手下位打線を三人でピシャッと抑えます。野手陣やベンチからの声もしっかりでており、集中力は途切れていませんでした。
そのウラの攻撃、先頭から内野安打二本でチャンスを作るも続く選手は内野フライで一死一二塁。続いて守備から出場の5年生が粘って四球を選び一死満塁のチャンスを作ります。次の打者も同じく守備から出場の5年生。ここまで公式戦でヒットが出ず、悔しい思いをしてきたと思いますが、思いっ切り振った打球は前進の内野を越えて、貴重な追加点!今年の公式戦初安打がとても大事な場面で出てくれました!さらにチャンスは続き、5年生の頑張りに6年が応えます。一番がツーベースで点差を広げると、二死二三塁の場面で三番がレフト前に運びます。その当たりで二塁ランナーがホームを狙い、完璧なスライディングで相手キャッチャーのタッチをかいくぐります。結果、この回5点と大きくリードを広げます。
この後は二番手投手がしっかりと相手打線を抑え、また守備陣もそれにこたえてしっかりと守り切り勝利!!決勝戦へと駒を進めることができました。
今のチーム状況は守備陣が安定しており、ここ何試合かはお母さん達がつけてくれているスコアで「E」の文字がついていません。自チームの守備結果は割と?かなり?厳しくつけられる中でこの状態なのはとても良いことだと思います。(そんなことはない!って怒られるかもしれないので先に謝っておきます。すみませんでした。)
この試合も奪った三振はわずか1個、外野フライ1個、牽制1個で残りの15アウトは全て内野陣が捌いています。それだけの守備機会をきっちりと守ることができているのは確かな成長として自信にしてもらいたいと思います。
あるコーチが、まるで6年最後の秋季大会みたいな気持ちの入りよう、と感じるくらいにチームの雰囲気ができあがっています。それも大人達に言われて無理してやっているわけではなく、選手達がそれぞれに考えを持ってやってくれています。グラウンドに立っている選手だけでなく、ベンチスタートの選手も、途中交代した選手も、ベンチから声を張り上げて、良いプレーには一緒になって喜んで、苦しいときには励まして、まさに”チーム”になって来ていると思います。
今の6年生にとってはこれが初の決勝進出となります。アナウンスも復活し、決勝戦では各選手が試合前の抱負を言う、というのも復活となるそうです。
選手達にとっては色々と初めてのことが重なるとは思いますが、せっかくの決勝の晴れ舞台。緊張したことしか覚えてない…とならないように、精一杯頑張って、精一杯楽しんでもらいたいと思います。
長くなりましたが、以上。次戦の決勝戦も多くの応援をよろしくお願いいたします。